真の評価とは
評価とは上からの管理ではなく、自己管理を可能にするためのものである。この大原則を破っていることが、マネジメントの仕事のうち評価測定が最も貧弱な分野になっている原因である。
P.F.ドラッカー『マネジメント<中>』
通常、社内で評価する場合、他者評価を一番に思い浮かべるかもしれません。
具体的には上司が部下を評価する、そんな図式が一般的です。
しかし、ドラッカー教授はこれを否定します。真の評価は自らを評価することです。
では、自らを評価するために必要なことは何でしょうか。
また、評価という面で上司は何をすればいいのでしょうか。
自らを評価するために必要なことは、「情報」です。タイムリーであり、意味があり、仕事に焦点を合わせた情報がなければ評価はできません。
あらかじめどんな情報が必要か、それらはどこにあるかを意識しましょう。
また、上司の役割はメンバーが自己評価を行うことを支援することです。たとえば必要な情報を提供してあげましょう。
評価は会社のためではなく自分自身の成長のために行います。
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