相手のことを思いやる労務管理
先日、社員満足度86%という驚異的な数字を出されている会社の社長様のお話を聞いてきました。
事業の業績はもちろんですが、労務管理面においても、非常に素晴らしい取り組みを数多くされておられ、大変参考になりました。
特に感じたのは、非常にアットホームな雰囲気で、大きな家族ようの印象を持ちました。
例えば、この会社では、各従業員さんの誕生日に誕生日手当として10万円を支給されえるそうです。
10万円という金額も驚きですが、それを現金で支給されているそうです。
既婚男性の方には共感される方も多いかもしれませんが、会社から頂ける特別な手当は、それはそれで嬉しいことですが、それがお給料と一緒に振り込まれてしまうと、少し嬉しさが半減してしまうことがあると思います。それが現金で頂けて、自分で自由に使えるとなると、嬉しさは倍増しますよね。そしてそれを直接社長から、「おめでとう」の言葉と一緒に頂けると、さらに嬉しさは増しますね。
同じことをする場合でも、どうやったら社員が本当に喜んでくれるだろうか、という発想が、とても伝わってきました。
日々の労務管理の中で、いつも行っていることでも、社員の方がもっと喜んでくれることはないか、という目線で考えると、また違ったやり方が考えられるかもしれませんね。
セミナー終了後の懇親会で、この会社の従業員さんとお話しする機会がありましたが、とても楽しそうに会社の事をお話ししてくださったのが、印象的でした。
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