求める人材像のアプローチ方法
採用活動をするにあたって、求める人材像を明確化することが大切だとお伝えしています。
では、どのようにその求める人材像を決めていくのか。
その方法の一つに、「興味・能力・価値観」から
求める人材像に近づくという方法があります。
・興味
興味は自分が興味を持つことは夢中になれることであり、
得意になれ、能力を発揮しやすい分野になります。
興味は、現実的・研究的・芸術的・社会的・企業的・慣習的の6領域にわけ、
個人の自社の仕事への向き不向きを、これらの要素で方向付けようとするとわかりやすいでしょう。
・能力
能力・適性は、ある仕事に従事したときに、
要求されるさまざまな側面を遂行できる能力を指し、
知的能力・数理能力・言語能力等の能力の組み合わせで表現されます。
この他に、集中力・協調性・責任感・決断力など、
自分で意識して身につけることのできる後天的な能力もあります。
自社の仕事を分析し、どの能力が必要かを考えることで求める人材像を明確にしていきます。
・価値観
価値観は、自分が大事だと思え、素直に価値を認められることを指します。
それは人それぞれで、「お金」なのか、「貢献欲」なのか「権力」なのか、
あるいは「こだわり」なのか「時間」・「プライベートな人間関係」なのかなど、
これだけは手放したくないことやものです。
これが働く人のライフスタイルに密接に関係します。
自社はどのような価値観を持ち、どのような価値観を持つ人が働きやすいのかを考えます。
これら3つの要素は、キャリアについて自己理解を深めるときにも用いられるもので、
応募する側の対策を募集する側から活用しようというものです。
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