チームワークを生み出すために
果たすべき貢献を考えることによって、横へのコミュニケーションが可能となり、その結果チームワークが可能となる。自らの生み出すものが成果に結びつくには、誰にそれを利用してもらうべきかとの問いが、命令系統の上でも下でもない人たちの大切さを浮き彫りにする。
P.F.ドラッカー『経営者の条件』
チームワークを生み出すために必要な思考習慣が「貢献」です。
自分の仕事のアウトプットは誰に利用してもらうのか。
そしてそれはどのような形で組織の成果につながっていくのか。
こんなことを常に考えるようにしましょう。
このために欠かせないのがコミュニケーションです。では、どんなことをコミュニケーションするか。重要なことは次の2つです。
自分、そして仲間の強みや得意分野・ワークスタイル・価値観
一緒に働く人のこれらを知り、お互いが活用することが大切です。
とくに、強みや得意分野に関しては、「このことなら○○さんに聞けば(頼めば)いい」と自然と誰かの顔が浮かぶことが理想です。
このような状態を作ることで、貢献の理想の形ができます。
ミッション、成果、目標
貢献は、組織のミッション、成果、目標から決まります。
ということは、ミッション、成果、目標に関して共通の認識を持たなければ正しく貢献することはできません。
組織内でこれらの認識にズレがないか、常に確認しましょう。
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