自分自身を棚卸しする
8月から9月の初旬にかけて、高校の模擬面接にお伺いしてきました。
これから解禁になる、高校生の就職活動において、とても大切な面接の練習をするためです。
私たちが面接官役となり、入室から質問事項のやり取り、退室まで
一連の流れを、生徒お一人ずつ行っていくというものです。
県内でも、色んな高校があり、色んな生徒さんがいらっしゃいます。
事前にしっかり準備の出来ている学校や生徒さんもおられれば、
当然、その逆もいらっしゃいます。
ここ数年、この事業に携わっておりますが、毎年感じることがあります。
それは、自分に自信の持てない生徒さんが多いということ。
簡単に言うと、自己PRが十分にできない生徒さんがとても多いということです。
でも、その背景には、本当にPRできることが何もないのかというと決してそうではなく、
PRできるよい経験、よい活動を行ってきているにもかかわらず、
それに気づいていない生徒さんが、本当に多いのです。
とても、もったいない!そんな気がしてなりません。
しかし、このことは、高校生だけに限ったことではないかもしれませんね。
大人になって、社会で働いている私たちも、
普段、自分をPRする機会が少なければ、そんなことを考えずに毎日を過ごしてしまいます。
そして、今まで積み重ねてきた貴重な体験の意味を見失って
自分自身を過小評価してしまっているかもしれません。
今年度も、半分が終わろうとしています。
この機会に、自分自身の棚卸をしてみるのもいいかもしれません。
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