仕事の仕方
自らがどのような仕事の仕方を得意とするかは、とくに知識労働者にとっては、強みと同じように重要な問題である。実際には、強みよりも重要かもしれない。ところが驚くほど多くの人たちが、仕事には、いろいろな仕方があることさえ知らない。そのため得意でない仕方で仕事をし、当然成果はあがらないという状況に陥っている。
P.F.ドラッカー『明日を支配するもの』
同じ事をやるにしても、実は人それぞれあうやり方とあわないやり方があります。
代表的なものに情報をインプットする際、「聞く」方が良い人と「読む」方が良い人に分かれます。同様に情報をアウトプットする際にも、「話す」方が良い人と「書く」方が良い人に分かれます。
ほかにも、チームで働く方が良い人とひとりで働く方が良い人。目標を決めて動き出す方が良い人ととりあえず動き出す人。発表をする際にきっちり原稿を書く人と要点だけ書く人。トップで意思決定をする方が良い人と意思決定のサポートをする方が良い人。
このように、どのような場面でもやり方は複数あり、かつ、人によってどのやり方がいいかは違うと言うことを認識しましょう。
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