データ化できないもの
データ化できるものだけでなく、データ化できないものを考えなければならない。データ化できないものについての配慮を忘れたデータ化は、組織を間違った方向へと導く。結果として間違った情報を伝える。しかもデータ化に成功するほど、それらデータ化したものにとらわれる。
P.F.ドラッカー『マネジメント<中>』
人はデータ化したものに意識を向け、意味づけを行う傾向があります。
もちろん、データは大切です。活用方法によっては武器になります。しかし、データ化したものにとらわれ過ぎると間違いを起こす可能性があります。
また、データ化したものには決定的な弱点があります。
それは、データ化されたものはすでに起こった過去のものに過ぎないということです。過去にとらわれすぎず、新たな未来を創造するためにもデータ化できないものを知覚するようにしましょう。
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