熱中症予防のための対策は出来ています?
いよいよ本格的な夏が始まろうとしています。
今年は、リオオリンピックもあり、普段以上に熱い夏になりそうですね。
さて、夏に注意しないといけないことの一つが“熱中症”です。
熱中症の主な原因は、高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、田井なの調整機能が上手くはたらかないことによります。
症状は、めまい(立ちくらみ)、筋肉の硬直(こむら返り)などから、嘔吐、意識障害など、さまざまに現れ、死亡されるケースもあります。
平成26年度には、熱中症で4日以上休まれた方が、全国で423人、そのうち12人の方がお亡くなりになられています。
社内での熱中症対策は、
① 作業環境がどのような状況であるかを客観的に知る
熱中症になりやすいかどうかの評価には、気温だけでなく、湿度や輻射熱なども大きく影響してきます。そこで、WBGT値(暑さ指数)を活用して、作業環境の状態を測定します。(WBGT値の測定器は、様々販売されています)
② 必要に応じて作業環境の改善を行う。
休憩室を設置する、スポットクーラーや扇風機を導入する。水分や塩分の補給が出来るように飲料水などを設置する、作業服を通気性のよいものに変更する、など出来ることから始めてはいかがでしょうか。
③ 安全衛生教育や個人への指導
熱中症が起こる仕組みや予防の対策など、また緊急時の対応などについての教育を常に行い、個人個人の意識を高めることも必要です。
また、その日の体調によって熱中症になりやすいかどうかが変わります。当日の従業員の体調を把握し、場合によっては、休ませる(休憩させる)ことが出来るような体制作りも会社にとっては大切だと思います。
厚生労働省から、熱中症予防対策のリーフレットが出されていますので、参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000116152.pdf
熱中症対策を万全にして、熱い夏を楽しみましょう。
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