組織は社会の公器
組織がそれぞれに特有の使命を果たすことは、社会が最も関心をもち最も必要としていることである。個々の組織が、その特有の機能を遂行する能力を損なったり減少させたりしては、社会の損失である。
P.F.ドラッカー『マネジメント<上>』
ドラッカー教授は組織を道具だとし、その道具としての機能の一つとして、社会に対して特定の使命を果たすこととしています。逆に言うと、組織が社会に対して特有の使命を果たさなくなることは、社会にとって損失なのです。
そして、それは損失だけにとどまらず、組織は存在する理由を失います。社会から存在を許されなくなります。
つまり、組織が存続するには、社会に対して特有の使命を果たし続けなければなりません。利益は、その結果返ってくるものでしか無いのです。
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