計画の策定において行なうべきこと
計画の策定において第一に行なうべきことが、成果をあげないもの、一度も成果をあげなかったもの、成果をあげなくなったものの廃棄である。(中略)第二に行なうべきことが、成功しているもの、成果をあげているものの強化である。成功の追求に勝るものはない。成功の成果を得るのは成功の追求によってである。
P.F.ドラッカー『経営者に贈る5つの質問』
ドラッカー教授は計画策定の第一に廃棄をあげています。
なぜなら、非生産的な活動に費やされている経営資源を開放し、新しい活動に割り当てるためです。
成果がゼロのものはもちろん、過去には成果をあげていたがいつの間にか成果が落ちているものも含みます。
後者の選定にはエネルギーを要します。しかし、体系的な廃棄無しでは次の成果を得ることができません。
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