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コラム

セルフマネジメント

個人目標をたてるために欠かせないこと

会社において従業員が個人目標をたてるために欠かせないものあります。 
そして、欠かせないにもかかわらず、多くの会社ができていないという現実があります。 
従業員が個人目標をたてて達成する前にやるべきこととはなんでしょうか。

それは、会社の成果を明確にすることです。

会社全体として何を得ていくかを共有しないまま、従業員が個人目標をたてても意味がありません。
従業員の個人目標は全体につながることが必要です。

では、会社の成果とは何でしょうか。
ひとつには売上や利益、顧客数等です。
会社は利益を得ていかなければ存続できません。
利益は会社経営、事業運営のための条件と言えます。

しかし、それだけではありません。
会社が得ていくべき成果は三種類あります。
これら三つに対して、自社は何を得ていくのかを明確にし、共有しましょう。

直接の成果

これは前述した売上や利益のことをさします。
定量的で目に見えるわかりやすい指標と言えます。

価値への取り組み

価値の創造に関わることです。
価値には2つの意味があり、一つは顧客価値、もう一つは組織の価値観です。
お客様にどのような価値を提供していくのか。
組織としてどういう価値観を醸成していくのか。
これらも売上や利益と同様、組織の成果です。
定性的で目に見えない指標のため、あつかうことが難しいですがとても重要です。

人材育成

一般的に人材育成が売上や利益と同列の成果という認識は少ないのではないでしょうか。
しかし、組織の能力向上という短期的な理由、組織の存続という長期的な理由共に、人材育成は重要です。
利益を得ていくことと同じく、人材育成なくしては組織は成り立ちません。

【問い】

あなたの会社における3つの成果はなんですか?

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