成果を上げる組織になるために絶対に欠かせないこと
2022年が始まりました。年明け早々、新型コロナの動向に不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
先行きが不透明な中、組織の生産性をあげ、成果を上げる組織づくりは急務です。そのための施策は様々ですが、業種業態問わず、必ずやるべきことがあります。
あなたを含め、組織で働く人たちは何のために働いていますか?
この、働く目的が組織の生産性に大きく関係しています。
多くの人が、働く目的の筆頭として「お金のため」と答えるでしょう。これは決して間違いではありません。現代社会ではお金がないと生きていけません。生活のため、趣味のためのお金を稼ぐために働くことはごく当たり前のことです。
一方で、お金のために仕事をすることは生産性を落としてしまうということも実験で明らかになっています。成果を上げる組織を作る際には、この事実と向き合う必要があります。
ポイントは、組織で働く人たちがお金以外の目的を明確にもっているかということです。
例えば、仮に今年から貨幣制度が廃止され、お金がなくても自由に生きてける世界になったとしたらどうでしょうか。それでも会社に残り仕事を続けてくれる人は何人居るでしょうか。
企業の目的が利益ではないのと同じように、働くということの目的も本来はお金を稼ぐことではありません。弊社の社名にあるとおり、傍を楽にすること。つまり、自分の能力を生かして、目の前にいる人に喜んでもらうことです。
自分の能力(強み)が誰かの役に立つ、社会の役に立つことで、本来の働く意義を感じることができます。
繰り返しますが、成果を上げる組織では、そこで働く人がお金以外の目的を明確に持っています。
さらに重要な事は組織である以上、共通の目的が持てているかです。完全に一致する必要はありません。少なくとも重なる部分があるかどうかが重要です。
そのためには、組織の目的を明確にする必要があります。それがミッションであり、理念です。
共通の目的の下に人が集うとそれはとてつもなく大きなエネルギーを生みます。それが組織の成果につながります。
自社で働く人が自分の会社と仕事に誇りを持ち、自宅で家族に自分の仕事の楽しさを語れるような、そんな会社にしませんか?
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