中小企業の採用活動に必要な2つの視点
多くの中小企業が採用活動に苦戦している理由をこちらの記事でお伝えしました。
具体的に何をすれば良いのかをお伝えする前に、もう一つ大切な採用活動における2つの視点について今回は取り上げたいと思います。
まず認識していただきたいのですが、中小企業の採用活動は今までと同じやり方ではうまくいきません。やり方を変えていかないとだめなのです。
その上で、中小企業が採用活動に失敗しないために必要な2つの視点、それは短期の視点と長期の視点です。
短期の視点
とりあえずハローワークか有料求人広告に募集を出せば誰かが応募してくるという時代は終わりました。
どんな人を採用するのか、どのような募集内容にするのか、どこに求人情報を掲載するのかなど、体系的戦略的に取り組む必要があります。
逆に言うと、体系的戦略的に採用活動をすると一定数の応募は獲得できます。
今の状況にあった、正しい採用活動の方法を知る必要があります。
長期の視点
たくさんある会社の中から、求職者があなたの会社を選ぶ理由は何でしょうか?
給与が高いから、家から近いから、興味がある職種だから、など様々な理由があると思います。
しかし、給与が高いからという理由で応募してきた求職者は、他に給与が高い会社が見つかったら辞めていきます。家から近いからという理由で応募してきた求職者は、少しでも不満があると別の近い会社に行ってしまうかもしれません。
あなたの会社じゃ無いとだめだという強い動機が必要です。
そのためにはあなたの会社が魅力ある会社である必要があります。実際、ある方法で魅力ある会社作りに取り組んだ結果、募集をしなくても就職希望者が来る状態になったという事例もあります。
あなたの会社の商品・サービスをお客様に買ってもらうために、商品・サービスの魅力を様々な手でお客様に伝えるのと同じように、あなたの会社の魅力を求職者に伝える必要があります。
そのためには、そもそも魅力ある会社にしないと始まりません。
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