仕事で成果があがらない!そんな時に最初にやるべきこと。
最近、思ったように仕事で成果があがらない。
時間に追われて忙しいばかりでバタバタしているだけという感じから脱したい。
ビジネスパーソンなら誰しもこういった経験があるのではないでしょうか。
そんな状況を脱するとき最初にやるべきことは何でしょうか。
それは自分の時間の使い方を見直すことです。
時間は仕事において投入される資源のひとつです。しかし、お金やものといったその他の資源とは性質が異なります。成果を上げる人はこの特殊な資源である時間の使い方が上手という特徴が有ります。
時間という資源の特殊性
多くの資源は足りなければ調達することができます。お金が足りなければ借りることができ、ものが足りなければ調達することができ、人が足りなければ雇うことができます。しかし、時間は足りなくても追加で調達することはできません。
つまり、時間の供給は硬直的です。需要が大きいからといって供給が増えることはありません。買うこともできません。
また、貯めることができず、簡単に消えていきます。加えて、他の資源で代替することはできません。
あらゆることに時間という資源は必要になります。
問題は、これだけ特殊で貴重な資源であるにも関わらず、人はその使い方にあまりにも無頓着ということです。お金の収支は細かく管理するのに時間の収支はどうでしょうか。
時間の使い方を見直す
時間の使い方を見直す手順は3つのステップで表されます。
- 記録する
- 整理する
- まとめる
まずは、今自分が何にどれだけ時間を使っているのかを知る必要があります。そのためには、時間の使い方を記録することから始めましょう。
1分単位で何をしたかを逐一記録します。重要なのは可能なかぎりリアルタイムで記録することです。1日の終わりに振り返っても正確に思い出すことは不可能です。どれだけ現実通り時間を記録できるかが最大のポイントです。
一定期間、例えば一週間や1ヶ月、記録がたまったら分析です。自分の時間の使い方をふり返りましょう。多くの場合、この段階で「こう記録しておけば良かった」と思うポイントがいくつも出るでしょう。それは次からの記録にいかしてください。
分析の切り口は様々ですが、まず最初にやるべきことは記録した活動の中で次の2つに当てはまるものを探します。
- やらなくてもいいことはどれか
- 人に任すことができること(自分じゃなくてもできること)はどれか
この2つに当てはまる活動を止めてください。すぐには無理でも止める様にもっていくようにしましょう。
そうすると、今まで何かしらの活動で埋まっていた自分の時間に空きができます。そうやってできた空きをまとめて、塊の時間にするのが最後のステップです。
さて、手に入れた塊の時間で何をやりますか?
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