労災隠し
労働災害の発生をめぐっては、発生事実を隠匿するために故意に「死傷病報告書をが提出しない」および「虚偽の内容を記載して提出する」という「労災かくし」摘発のニュースを聴くことがあります。
労災かくしの動機は、建設業においては、公共工事の受注ペナルティ、歪な無災害信奉や保身、元請業者への配慮等の占める割合あ高い一方、製造業には外国人労働者の不法就労の発覚を恐れるものが多いです。
労災かくしは「犯罪」です。と同時に被災労働者が受ける不利益も大きい。さらに、労災かくしが発覚した場合、当該労働災害の程度にかかわらず司法警察権を誘発する傾向があるなどリスクも高く、事業者は、これに手を染めてはいけません。
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