「褒める」と「喜ぶ」
社員教育で、「褒める」ことの大切さはよく言われていることですね。
褒められると、誰しも悪い気はしないでしょうし、相手を褒めることを意識して仕事や生活をしている方が、きっと周りの人間関係の良くなると思います。
社員教育の場面での「褒める」ことの効果については、改めて言うまでもありませんが、「褒める」こととよく似ていることで、「喜ぶ」というのはどうでしょうか。
スタッフのした行為を「すごいね」と褒めることと、「してくれて嬉しい」と喜ぶことと、よく似ているようにも思いますが、少し違う気もします。
ニュアンスの違いなのかもしれませんが、自分のした行為を「褒められた」ときは、嬉しいですが、自分だけの事のように感じますが、自分のした行為を「喜んでもらえた」ときは、自分だけでなく他の人にも影響を与えているように感じます。
西田文郎さんは、成功する人とそうではない人との違いは、人を喜ばせることを考えているかどうかにある、とおっしゃっています。
そう考えると、自分のした事が、「人に喜んでもらえた」と感じる機会を多くもってもらうこともいいのかな、と思います。
「褒める」ことと「喜ぶ」ことのどちらが良いか、ということではありませんが、職場でも「喜ぶ」ことも意識してみては如何でしょうか。
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