パワーハラスメントという言葉も、随分一般的に定着してきていると思います。

労働基準監督署等への労働相談でも、パワーハラスメントや嫌がらせなどの割合が急増しており、また、そのような嫌がらせなどが原因で精神障害等になったとした労災保険の支給決定される件数が、年々増加している状況にあります。

「職場のパワハラ対策は経営上の重要な課題」と位置付けている、企業の割合が８０％を超えていますが、実際に何らかの対策を講じている企業は、従業員数100人未満の企業においては、18.2％留まっている、というデータもあります。

どのように自社でパワーハラスメント対策を進めたらよいのか分からない、というのが実情のようです。

このような現状を踏まえ、平成27年5月、厚生労働省より「パワーハラスメント対策導入マニュアル」が発表されました。

ダウンロードは、こちらから

http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/download.html

社内でのパワーハラスメント対策を6か月で構築できるようなマニュアルになっており、何から始めたらいいのだろう、と思っておられる企業にとっては、参考になるのではないでしょうか。

　また、平成２７年７月以降に、このマニュアルを使った「パワーハラスメント対策支援セミナー」も全国的に開催されることとなっています。（無料）

　一度ご覧になっては、如何でしょうか。