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コラム

人材育成

2015年度 新入社員 秋の意識調査

 2016年が始まったと思うと、もう2015年度も残り2か月半となりました。

 人事総務の担当の方には、新年度に向けて新入社員の選考活動が大詰めを迎えたり、受け入れの準備が本格化している事業所もあるのではないでしょうか。

 

 今年度(2015年度)の新入社員の方を対象とした意識調査が、公益財団法人 日本生産性本部から、昨年12月22日に発表されました。

 

 それによると、主な内容は、

 「管理職になりたいか」という質問に対して、男性は、「なりたい」と回答した人が、62%で昨年に比べて3.5ポイント減少し、「なりたくない」と答えた人が38%(前年比3.5ポイント増)となっています。女性はほぼ前年と変わっていませんでした。

 

 また、残業について、「残業は多いが、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」と「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」のどちらが良いか、との設問に対しては、「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を選択する人が過去最高の81.1%だったそうです。

 

 ほかにも色々と調査されていますので、お時間があれば、一度ご覧ください。

 

http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001460/attached.pdf

 

 この調査を見て、人それぞれに感想はあると思いますが、私が感じたのは、仕事を通して、自分の「喜び」や「生き甲斐」を感じるのではなく、自分の楽しみなどを満たすための手段として仕事をとらえているのかな、ということでした。

 

 昨年4月に入社された方への調査ですから、まだ仕事を通した喜びなどを感じる機会が少ないことも、回答に影響しているのかと思います。少しずつ仕事を覚えていく中で、自分のしている仕事に意味や価値を見出し、仕事にも、喜びや楽しみが感じられるようになれればいいなと思いました。

 

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