中小企業は、今からが勝負です。
産労総合研究所が、「2016年度決定初任給調査」の結果を発表されました。
2016年4月入社者の初任給を引き上げた企業は33.8%と前年より微減(4.1ポイント減)。
引き上げた企業に理由を尋ねると
最も多かった答えは、「人材を確保するため」49%となっておりますが、
一方で、初任給を据え置いた企業は、63.4%と前年比5.8ポイントの増加。
そして、据え置いた企業の理由は、
「現在の水準でも十分採用できるため」が50.5%と最も高かったようです。
これからみると、売り手市場もやや一服した印象です。
調査対象は、全国1・2部上場企業と
過去に本調査に回答のあった会員企業から抽出した3,000社という事ですので
中小企業からすれば、勝負は「今から」かもしれませんね。
産労総合研究所「2016年度決定初任給調査」
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