ゼロ成長を打破する
ゼロ成長を当然のこととしてはならない。ゼロ成長企業の経営にあたっては、「われわれの強みは何か。その強みは、人口、市場、流通、技術の変化によって生ずる機会のどこに適用できるか」を問わなければならない。人的資源の能力を維持し、その生産性を向上させ続ける会社は、必ずや大きな成長の機会に出会う。
P.F.ドラッカー『実践する経営者』
成熟した業界、あるいはすでに衰退が始まっている業界において、ゼロ成長を受入れた諦めの空気が漂っているということはよくある話です。
しかし、そんな業界や業種であっても成果を出すことは不可能ではありません。
そのためにはいくつかのアプローチ方法があります。
- 強みの上に新たな強みを気づき、新たな顧客を得る。
- 強みを基盤に新たな顧客を開拓する。
- 顧客の不満に着目し、新たな顧客価値を創造する。
- 非顧客の声を聞き、顧客価値の再構築をはかる。
できることは無限にあります。
成熟産業だから、衰退産業だからというのは諦める理由になりません。
この記事へのコメントはありません。