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コラム

人事制度

人事評価制度はこれをやらないと必ず失敗する!?

物事には「やっても必ず成功するわけではないが、やらないと必ず失敗する。」という類いのものがあります。

人事評価制度においても同様の法則のようなものがいくつかあるのですが、今回はそのうちの一つをご紹介します。

人事評価制度において、やらないと必ず失敗すること、それは評価者のトレーニングです。

人事評価制度では構築よりもその後の運用の方が重要だということは度々お伝えしていますが、その運用を軌道にのせるために必要不可欠なのが評価者の存在です。

評価者がいかに人事評価制度の目的などを理解し、自分自身のルーチンワークとして日々の仕事で活用できるか、そしてそのスキルを身につけていくかが重要です。

ただし、これは伝えて、あるいは教えて次の日からすぐにできるというものでもありません。その他の仕事と同様、実際にやってみて失敗を経験しながら身についていきます。

人事評価制度は「仕組み」というイメージが強いため、作りさえすれば機能すると思っている人が多いのですが、実際はそうではありません。もちろん仕組みという部分もありますが、そうではない部分の締める割合が多いのです。

では、評価者のトレーニングとは具体的に何をすれば良いのでしょうか。必ずやって欲しいものとしては以下のものがあげられます。

  • 人事評価制度導入研修…人事評価制度の目的や仕組みなど制度そのものについて理解してもらう。
  • 評価者研修…評価者として必要な、目標設定、面談などのスキルを身につけてもらう。
  • 評価者ミーティング…評価のバラツキを押さえるため、評価者同士で評価のレビューをおこなう。

上記のうち、評価者研修は年1~2回、評価者ミーティングは評価期間ごとに継続的にやる必要があります。

弊社では、人事評価制度構築のお手伝いをした後、運用サポートの提案をさせていただくようにしています。その最大の理由が評価者のトレーニングを継続的にお手伝いすることで、運用を軌道に乗せて欲しいという思いからです。

時間とお金を投資して作った人事評価制度が機能不全に陥らないためにも、評価者のトレーニングはぜひ継続的にお願いします。

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