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コラム

組織作り

給料と仕事の満足度の関係は?

以前の記事で、人は何のために働くのかというテーマを取り上げました。

加えて、働く目的で必ずあがってくるお金に関して、もしお金というものが無くなったらというテーマを以下の記事で取り上げました。

では、そもそも給料と仕事の満足度にはどの程度の関係があるのでしょうか。

給料と仕事の満足度における相関係数

フロリダ大学のメタ分析で、給料と仕事の満足度の相関係数が出されました。相関係数とは2つのデータの関係を表す指標で、1に近いほど関係が強いというものです。

例えば、性格と行動の相関係数は0.9だそうです。1に近い数値ということは、正確と行動には強い関係性があるという意味になります。これは誰しもそうだと思うのではないでしょうか。せっかちな人は待てない、社交性の高い人は積極的に人と話す、物静かな人は一人で長時間考えることができるなど、様々な正確とそこから発生する行動には多くの人が納得する関連性があるかと思います。

では、給料と仕事の満足度はどうでしょうか。フロリダ大学のメタ分析では次の様に結論づけています。

給料と仕事の満足度はr=0.15の相関係数しかない

性格と行動の相関係数が0.9だったの対して、給料と仕事の満足度はたったの0.15です。この数値はもはや、「給料と仕事の満足度には関係が無い」といってもいい数値です。

お金と仕事の満足度はわけて考える

自分が理想とする生活をするために必要なお金を得ることは大切です。企業が自社の事業活動のために必要な利益を考えるのと同じ様に、自身が理想的な生活をするためにいくらお金が必要なのかを考えましょう。決して、仕事の満足度を高めるためにお金を得ようとしてはダメです。仕事の満足度は別のものから得る必要があります。では何から仕事の満足度を高めるのでしょうか。ひとつの答えとして内発的動機付けがあげられます。内発的動機付けに関しては以下の記事を参考にしてみてください。

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