社員が育たない〜こんなときは人事評価制度!③〜
中小企業でよくある課題のうち、人事評価制度で解決できるものを題材に取り上げるシリーズ、第3回は、社員が育たないときです。
社員教育は組織成長の最重要課題
やる気が感じられる社員もいれば、まったくやる気が感じられない社員もいる。
でも問題は、どちらの社員も期待した成長が見られない。
やる気のない社員が成長しないのは分かるけど、やる気のある社員も成長が期待ほどでないのはなぜなんだろうか。
社員が育つためにはどうすれば良いのだろう。
こんなお悩みをよく耳にします。社員が育たないのはなぜなのでしょうか。
成長の2軸
社員の成長には2つの軸があります。
ひとつは成長のスピード。もうひとつは成長の方向です。
成長スピードが遅いよりも早い方がいいのは誰もが思うところですが、成長の方向も大切になってきます。
例えば、社員は全員日本人の会社で、社外の人と会話する機会もほとんど無い総務スタッフが英語が話せるようになりたいと言ったらどうでしょうか。もちろん本人にとっては成長かもしれませんが、会社の業績には直接関係ないと言えます。
この成長スピードと成長の方向を正しく整えるために人事評価制度が効果を発揮します。
そもそも成長する為には、目指す理想と現状の2つを把握する必要があります。
評価項目、スキルマップやジョブマップなど、人事評価制度のツールを利用することで目指す理想がクリアになります。たびたびこのコラムでもお伝えしていますが、社長や上司が口頭で言っているだけでは十分伝わりません。必ずツールに落とし込む必要があります。
また、人事評価制度各種ツールとの面談何度の運用を通して、各自の現状を把握することができます。
成長のスピード
前述の通り、目指す理想と現状を的確に把握することにより無駄が無くなります。加えて、定期的な面談等でギャップを埋めるためのアクション決定を行う機会が確保され、成長スピードが格段に速くなります。
成長の方向
ギャップを確認する際に方向性を間違うと個人の成長が組織の成果につながりません。前述の通り、評価項目や面談を通して、その人のなすべきことを共有することで、方向性を正しく設定出来ます。
まとめ
以上、今回は社員が育たないというケースに人事評価制度が役に立つことをお伝えしました。社員の成長に課題を感じているのであれば、ぜひ人事評価制度の運用をしてみてください。
傍楽式人事制度
資料の内容
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