社内のコミュニケーションの向上に
社内のコミュニケーションや雰囲気の向上のために、色々と取り組まれている事業主さんはたくさんいらっしゃると思います。
社内で親睦会や食事会を開催したり、従業員の誕生日などにプレゼントを渡す、プレゼントが無くても一声掛けてあげている、などを実際に行っておられたり、他の会社で行われていることを聞かれた方も多いと思います。
一方で、色々なことをやっても、なかなか効果がない、と感じている事業主さんもときどき見かけます。
先日、ある経営者の方々との勉強会で、ちょっとした工夫で、今までしていたことがすごく喜ばれるようになった、というお話を聞きました。
ある経営者の方は、従業員さんのお子さんが生まれたときに渡していたプレゼントを会社で渡すのではなく、従業員さんのご自宅に届けるようにされたそうでした。また、プレゼントの品物も、おむつケーキにされたことで、従業員さんだけでなく、ご家族や従業員さんのご両親にまで喜んでいただけるようになったそうです。
もう一つは、従業員さんへのプレゼントではありませんが、仕事上のお付き合いで、手土産をお渡しする際に、それまでは、お菓子などを一つ渡されていたそうですが、ある時から、一つの金額は半分にして同じものを二つ渡すように変えられたそうです。その理由は、一つを会社に、一つをご自宅に持って帰ってもらえるようにとの配慮だそうです。
どちらも、同じことをしていても、少しの工夫や気付きで、もっと喜ばれるようになった、ということですが、この少しの事に気づくヒントは、自分がしてもらう側だったら、どんな風に感じるか、相手の事を思いやることを意識すると見えてくる、というのが、その勉強会での結論になりました。
相手を思いやる気持ちで、一工夫加えることで、社内のコミュニケーションがぐっと良くなるかもしれません。今やっていることを少し見直してみては如何でしょうか。
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