正しい問いを発する
聞け、話すな。
P.F.ドラッカー『経営者の条件』
原文では、Listen first, speak last.
決して話すなと書いてあるわけではないのですが、話すよりも聞くことの重要性を強調しています。
組織内のコミュニケーションにおいても「問いを使いこなす」事が大切となります。
例えば、部下の育成においても安易に答えを与えるのではなく、問いを与え考えさせます。
そうすることによって自ら考える習慣を促し、成長のスピードが上がるだけでなく、思わぬ良い考えが出たりすることもあります。
また、どのような問いを発するかと言うことも大切です。
例えば、トラブルが発生した際、「なぜこのトラブルが起ったのか」という問いかけをするよりも、「どのようにすればこのトラブルを回避できるか」という問いを発生した方が良質な答えが得られるでしょう。
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