『良い行動』を強化する
私たちは、あることがきっかけで『行動』をおこします。
そして、『行動』を起こすと、当然何らかの『結果』が得られます。
行動を起こすきっかけとなる“あること”を
行動科学の世界では『先行条件』と呼び、
私たちの行動は、『先行条件』→『行動』→『結果』
全て、この流れで行ていると言われています。
例えば、『先行条件』=寒い
『行動』=コートを着る
『結果』=暖かくなる。
こんな感じです。
そして『良い結果』=暖かくなる事がわかれば、
私たちは、外に出て寒ければ、
繰り返しコートを着ることになります。
しかし、コートを着たのに、
暖かくなるという『良い結果』が得られなかったら、
次、外に出て寒いと感じた時、皆さん、コートを着ますか?
もっと、別の『行動』をとりますよね。
私たちの『行動』は、『結果』に大きく左右されます。
最初の『行動』は『先行条件』がきっかけになりますが、
その後、『結果』=『先行条件』となることもあるのです。
『良い結果』が得られたら、同じ行動を繰返すが、
『良い結果』が得られなければ、別の行動をとる。
ということは、意図して『良い結果』を与えれば
その『行動』が繰返し行われる可能性が、ぐっと高まります。
『良い行動』の習慣づくりのヒントがありそうですね。
この記事へのコメントはありません。