非生産的な活動を排除
次にくる一歩は体系的な時間の管理である。時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、排除していくことである。(中略)
すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起るかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべきである。
P.F.ドラッカー『経営者の条件』
働く人は時間に追われています。
そんな状況で、成果を上げるために本当になすべきことをするためには、今やっていることを止めるしかありません。
廃棄です。
では何を止めれば良いのか。その答えの一つがドラッカー教授の次の言葉です。
「すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起るかを考える。」
今やっている一つひとつの事についてもれなくこの問いを問いかけます。
生産的でないもの、惰性でやっているもの、それらは廃棄しましょう。そうすることによって時間を確保するのです。
このとき大切なのが順位です。順位というと一般的には優先順位という言葉が浮かびますが、廃棄を考えるときに大事なのが「劣後順位」です。
未来を作るために、あなたは何をやめますか?
この記事へのコメントはありません。